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Gemini CLI と Claude Code:どの AI コーディング CLI を使うべきか?

Gemini CLI と Claude Code を、ワークフロー、推論能力、開発者体験、実運用のユースケースで比較し、最適な AI コーディングアシスタントを選べるようにします。
更新 2026年5月22日  · 15 分 読む

編集部注(2026年5月): Google I/O 2026 で、Google は Gemini CLI を Antigravity CLI に置き換えると発表しました。Gemini CLI は個人向けプランでの提供を 2026 年 6 月 18 日に停止します(エンタープライズ向けアクセスは変更なし)。最新の比較は Claude Code と Antigravity の比較をご覧ください。

2026 年初頭には、IDE プラグインではなくターミナルで AI ツールを直接動かす開発者が増えています。中でも注目を集めているのが、Google のGemini CLI と、Anthropic のClaude Codeです。

どちらもターミナルで動作し、自然言語で指示でき、手作業の介入なしに計画と実行を進められます。ただし設計思想やコスト、適するプロジェクトのタイプは異なります。

私は数カ月にわたり、実際のプロジェクトで両ツールを使用しました。得意分野もあれば、苦手な場面もあります。この記事では、それぞれの動き方、向いている領域、選ぶ際の考慮点を解説します。

Gemini CLI と Claude Code とは?

各ツールの概要と、開発者のワークフローにおける位置付けです。

Gemini CLI

Gemini CLI は Google が 2025 年 6 月に Apache 2.0 ライセンスで公開したオープンソースのターミナル向け AI エージェントです。デフォルトは Gemini 3 Flash、高負荷のタスクではGemini 3.1 Proが利用可能です。

npm でグローバルインストールしますが、Homebrew や npx にも対応。Google Cloud Shell と Google Colab にはプリインストールされています。認証は個人の Google アカウントまたは API キー、エンタープライズでは Google Cloud Vertex AI に対応します。

npm install -g @google/gemini-cli

このツールの特長は PTY シェルです。多くの CLI エージェントは対話型プロンプトで動作が止まりますが、Gemini CLI はバックグラウンドで仮想ターミナルを生成し、ターミナル状態のスナップショットを取得して会話内にインライン表示します。これにより、vimhtop、対話型のインストールスクリプトなどもセッションを壊さずに実行できます。

Gemini CLI はまた、v0.34.0(2026 年 3 月)以降、デフォルトでPlan Mode(読み取り専用)になりました。まずコードベースを読み込んで変更案を提示し、編集は承認後に行います。プロジェクトの文脈には GEMINI.md を用い、グローバル/プロジェクトルート/サブディレクトリの各階層から読み込みます。

Plan Mode で動作する Gemini CLI。動画:筆者。

Claude Code

Claude Code は Anthropic のコーディングエージェントで、2025 年 2 月に研究プレビューとして公開、2025 年 5 月に一般提供に移行しました。Claude 4.6 系モデルで動作し、Pro ユーザーのデフォルトはSonnet 4.6、Max プランではOpus 4.6が利用できます。

macOS と Linux では以下のインストーラーを使用します。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

Windows ユーザーは PowerShell インストーラーまたは WinGet を利用できます。

Gemini CLI が高速性と柔軟性(素早いプロトタイピングや Google Cloud ワークフローを含む)に最適化されているのに対し、Claude Code はより自律的にタスクを進めます。ローカルのファイルシステムを読み、ターミナルでコマンドを実行し、git ワークフローを管理します。処理には Anthropic API を使いますが、セッション中はコードがローカルから出ない設計です。

2025 年 12 月の v2.0 でマルチエージェント対応が追加されました。実験的プレビューの Agent Teams 機能では、共有タスクリストのもとで複数の Claude Code セッションを並行実行できます。環境変数で CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1 を設定して有効化します(Team/Enterprise プランで利用可能)。

Claude Code はプロジェクト文脈に CLAUDE.md を使い、読み取り専用の操作は自動実行、ファイルの変更はユーザー承認が必要という権限システムを備えています。

ローカルセッションでの Claude Code。動画:筆者。

Gemini CLI と Claude Code の主な違い

モデル、価格、コンテキスト、ツール群の主要な違いを以下にまとめます。

機能

Gemini CLI

Claude Code

ライセンス

オープンソース(Apache 2.0)

プロプライエタリ

デフォルトモデル

Gemini 3 Flash

Claude Sonnet 4.6

コンテキストウィンドウ

100 万トークン

100 万トークン(Max/Team/Enterprise は自動適用、Pro は標準レート)

最大出力トークン

64K

128K(Opus 4.6、Max プラン);64K(Sonnet 4.6、Pro プラン)

無料枠

1,000 リクエスト/日(Flash モデル)

なし(Pro プラン必須、月額 $20)

Plan Mode

デフォルト有効;読み取り専用、計画時に Pro へ自動ルーティング

Shift+Tab で切替;Haiku Explore サブエージェントを使用

マルチエージェント

組み込みのリサーチ系サブエージェント

共有タスクリスト付き Agent Teams

チェックポイント/ロールバック

/restore でファイルのチェックポイント(--checkpointing が必要);会話は /rewind(Esc+Esc)

Esc+Esc または /rewind でコードと会話を巻き戻し

サンドボックス

gVisor、LXC、macOS Seatbelt

権限システム(Allow/Ask/Deny)

コンテキストファイル

GEMINI.md(階層型)

CLAUDE.md + 自動メモリ

IDE 対応

VS Code の Gemini Code Assist を支援

VS Code 拡張、JetBrains プラグイン(ベータ)

オープンソース

はい

いいえ

コンテキストウィンドウの差はほぼ解消しました。2026 年 3 月の標準価格での GA 以降、両者とも 100 万トークンに対応。Claude Code では Opus 4.6 利用時、Max・Team・Enterprise で自動適用、Pro は標準の従量で利用可能です。実行モデルの違いは依然あります。Gemini CLI は PTY を介してターミナル状態をストリームし、Claude Code は変更前に都度確認を求めます。後者は遅くなりがちですが、複雑なタスクでは追跡しやすくなります。オープンソースか否かの違いも実務上重要です。Gemini CLI は Apache 2.0 により企業がコードを閲覧・フォーク・貢献できます。一方、Claude Code はプロプライエタリです。

開発者ワークフローにおける比較

機能一覧よりも、具体的な作業での挙動が重要です。開発で頻出するシナリオごとの違いを見ていきます。

Gemini CLI と Claude Code の実行モデルを左右で比較。Gemini CLI の PTY シェルを用いた ReAct ループと、Claude Code の Agent Teams によるマルチエージェントオーケストレーションを図示。

実行モデルの比較。画像:筆者。

新規コードの作成

新しいプロジェクトのスキャフォールドや単体のスクリプト作成では、Gemini CLI がより俊敏です。レイテンシが低く、Google 検索のグラウンディングで最新ドキュメントを参照できるため、生成コードが最新のライブラリバージョンに合致しやすい傾向があります。

Claude Code は記述前に計画を立てるため出だしは遅めです。生成コードはより整っており、プロジェクト全体の一貫性とも調和しやすい傾向があります。Composio の比較では、CLI ツールのフル実装を Claude Code は 1 時間 17 分で完了、Gemini CLI は 2 時間 2 分で、リトライも少なめでした。単純なスクリプトでは Gemini CLI が速いと言えます。

既存コードのリファクタリング

この領域では、Gemini CLI の 100 万トークンの強みが効きます。小〜中規模のコードベースを一度に読み込み、ファイル間の関数や変数の関連を追いやすくなります。単純なリファクタでは十分機能します。

差が出るのは複雑な作業です。コミュニティではツール呼び出しのエラーや整形の再試行、稀にファイルが上書きされるといった信頼性の課題が報告されています。問題が起きた際にユーザーの軌道修正が必要になりがちです。Claude Code はより構造化された手法で、ファイルを書き換えるのではなく diff を適用し、ファイル間依存を追跡します。前述の Agent Teams で大規模リファクタを分割することも可能です。

複数ファイルに及ぶ変更では、プロジェクトや規模にもよりますが、Claude Code の方が安定しやすい傾向があります。

デバッグとエラー追跡

両ツールともスタックトレースを読み、修正案を提示できます。違いは、最初の修正で直らなかった場合の挙動です。

Gemini CLI は初動のエラー特定やログ読解に強く、簡易診断に役立ちます。しかし複雑な不具合では同じアプローチを繰り返しがちで、開発者が介入して方向転換させる必要が出ることがあります。

Claude Code は修正後の新たな失敗を見て手法を調整する傾向があり、同じ手を繰り返しにくい印象です。無限ループに陥らないわけではありませんが、段階的なデバッグでは抜け出しやすい場面が多いと感じます。

スクリプト実行と自動化

両ツールとも CI/CD 向けのヘッドレスモードを備えます。Gemini CLI は -p "prompt" --output-format json で構造化出力に対応し、GitHub Actions 連携をネイティブ提供します。Claude Code は -p または --print でヘッドレス動作し、Python と TypeScript の Agent SDK を提供。Issue からのコード生成や PR レビュー用の GitHub App もあります。

Gemini CLI の PTY シェルは、実行途中で入力や認証を求める対話型スクリプトの処理に強いです。Claude Code は承認プロンプトがあるため、明示的なオーバーライドを設定しないとその分だけ遅くなります。

コード品質と推論の比較

2026 年初頭時点で、両ツールが搭載するモデルは主要ベンチマークで数ポイント以内の差に収まっています。

SWE-bench Verified では、Claude Opus 4.6 が約 80.8%、Gemini 3.1 Pro が約 80.6%。差は縮小しています。ただし SWE-bench Verified には汚染の問題が知られており、現在は SWE-bench Pro がより信頼できる指標とされています。なお、Claude Code のスコアには、単なるモデル性能だけでなく、ツール使用パターンやリトライ戦略といった Anthropic のエージェント工学も一部反映されています。

実務では、コードの書き方に差が現れます。Gemini CLI は生成が速く、プロトタイピングや試行に向きます。Claude Code は既存プロジェクトの規約により忠実で、到達までに時間はかかるものの整合性が高い傾向です。コミュニティの報告では、特に Flash モデルで Gemini の出力が冗長でコメント過多になりやすいという指摘があります。

いずれも幻覚から無縁ではなく、CLI エージェントを対象にした標準ベンチマークは存在しません。両ツールとも巻き戻しコマンドを備えています。Gemini CLI の /rewindEsc+Esc)は会話履歴の遡りとファイル変更の復元に対応し、Claude Code も Esc+Esc または /rewindで同様です。Gemini CLI には特定のファイルチェックポイントへ戻す /restore もあります(事前にチェックポイント機能の有効化が必要)。前述の Plan Mode により、実行前に提案変更を確認できるためリスクをさらに抑えられます。

CLI 体験と使い勝手

両ツールともターミナル体験の磨き込みに注力していますが、トレードオフは異なります。対話型スクリプトやセッション中のコマンド実行が多い場合、違いはすぐに実感できるでしょう。

Gemini CLI

Gemini CLI の UI は速度重視です。 /plan, /memory, /skills, /restore, /theme など 40 以上のスラッシュコマンドを搭載。 @ 構文でファイルや画像、PDF、音声をプロンプトに参照できます。Extensions システムは MCP サーバー、コンテキストファイル、スラッシュコマンドをパッケージ化し、後述の連携セクションで詳述します。

Plan Mode 実行時は、提案変更を Markdown に書き出し、実行前にレビューや編集が可能です。承認、修正依頼、Esc でキャンセルができます。 Shift+Tab で Default/Auto-Edit/Plan を切替、または /plan で直接移行します。

前述のとおり、PTY シェルにより入力待ちでターミナルが固まるのを回避できます。一方で、起動に 5〜10 秒かかること、返信後に短い待ちが入ること、大きめの UI ボックスで出力され素早く読みづらいと感じる開発者がいることがデメリットです。

Claude Code

Claude Code の出力はツリー構造で短い行・箇条書き中心のため、小さなターミナルでも見やすい設計です。主なコマンドは /compact, /context, /model, /cost, /rewind, /doctor, /fast です。 Shift+Tab で Normal/Auto-Accept/Plan/Auto を切り替えます。

Plan モードは Gemini CLI と同様で、まずコードベースを走査して Markdown の計画ファイルを書き出し、触る前に確認します。 Ctrl+G で(既定のエディタで)開いて手順の削除や制約の追加が可能です。 /plan で直接 Plan に入り、.claude/settings.jsonpermissions.defaultMode: "plan" でデフォルト化もできます。

最大の不満は承認疲れです。bash 実行やファイル書き込み前に毎回確認が入り、反復作業の流れが途切れます。 --dangerously-skip-permissions フラグで完全に無効化できますが、隔離環境以外での使用は推奨されません。

2026 年 3 月時点で中間案として auto mode が研究プレビューとして Team プランに提供されています。毎回の承認や完全スキップではなく、各ツール呼び出しを実行前に分類器が審査し、大量削除やデータ流出などリスクの高い操作をブロックしつつ安全な操作は通します。 claude --enable-auto-mode で有効化し、Shift+Tab で切替。中断を減らしつつ安全策を残しますが、無害な操作を誤って止めることもあります。

連携とエコシステム

両ツールとも MCP と GitHub Actions に対応していますが、エコシステムの方向性は異なります。

Gemini CLI

Gemini CLI は Google Cloud サービスとの親和性が高く、前述の通り Google Cloud Shell にプリインストール、Google Workspace アカウントにも対応します。MCP 拡張を通じて BigQuery や Cloud Run とも連携します。Extensions には Figma、Stripe、Elastic、Postman、Snyk などのパッケージがあり、2025 年末時点で 90 超が提供されています。

Cloud Run 拡張はターミナルから Web アプリのビルド・コンテナ化・デプロイを実行できます。テキストに加え、画像・PDF・音声も入力可能。GitHub Actions 連携は google-github-actions/run-gemini-cli を使用します。v0.30.0 からはヘッドレススクリプトや連携を構築するための独自 SDK も提供されています。

Claude Code

Claude Code は主にローカルの開発ツールや外部サービスとつながります。MCP を通じて Jira、Asana、Slack、データベース、外部 API に対応。VS Code と JetBrains のプラグイン、claude.ai/code のブラウザー UI、anthropics/claude-code-action@v1 による GitHub Actions 連携を備えます。

Agent SDK(Python/TypeScript)で自作スクリプトから Claude Code を呼び出せます。Slack ではスレッドで @claude-code をメンション可能です。

制約もあります。Claude Code は Anthropic モデル専用で、独自モデルの持ち込みはできません。オープンソースの Gemini CLI はすでにフォークが現れており、代表例がQwen Code CLI です。

価格と無料枠の比較

価格は両ツールで最もはっきり違いが出る 分野です。

ティア

Gemini CLI

Claude Code

無料

1,000 リクエスト/日(Flash のみ)

なし(Pro 必須)

入門有料

Google AI Pro 約 $20/月

Claude Pro $20/月

ヘビーユース

Google AI Ultra 約 $250/月

Claude Max 5x $100/月

パワーユーザー

API:入力 $2/M、出力 $12/M(Gemini 3.1 Pro)

Claude Max 20x $200/月

チーム

Google Workspace / Vertex AI

Team Premium $150/ユーザー/月

Gemini CLI の無料枠は、個人の Google アカウントでクレジットカード不要・時間制限なしで 1 日 1,000 リクエストまで利用可能です。2026 年 3 月末時点では無料ユーザーは Flash モデルに限定され、Pro モデルは有料サブスクリプションが必要です。

Claude Code に無料枠はありません。最小は Pro($20/月)で、Sonnet 4.6 と使用量上限が付きます。重い利用では数日で上限に達することもあります。多くのユーザーが Max($100〜$200/月)を選びます。ある追跡例では、8 カ月で 100 億トークンの利用が Max で約 $800、API レートなら約 $15,000 と報告されていますが、実コストは利用状況に依存します。

最新料金は Claude の料金ページGemini の料金ページでご確認ください。

Gemini CLI と Claude Code のユースケース

最適なツールは、取り組んでいる作業によって変わります。

予算、コード品質の要件、エコシステムの好み、タスクの複雑さに基づいて Gemini CLI と Claude Code を選ぶための意思決定フローチャート。

自分に合ったツール選び。画像:筆者。

Gemini CLI が適しているのは、無料で始めたい場合、Google Cloud/Workspace と連携したい場合、コードを読んだりフォークできるオープンソースを求める場合、画像や PDF などのマルチモーダル入力を使う場合、実行途中で入力が必要な対話型スクリプトを動かす場合です。出力の一貫性より応答速度を重視する際にも向いています。

Claude Code が理にかなうのは、大規模コードベースで複数ファイルのリファクタリングが必要な場合、既存のスタイルに合致する出力が必要な場合、複数エージェントにタスクを分担させたい場合、適用前に各変更をレビューしたい場合です。JetBrains IDE の利用や Agent SDK による自動化構築が必要な場合にも適しています。

両方を使い分ける開発者もいます。探索や計画立案は Gemini CLI、本番の精密作業は Claude Code といった使い方です。

両ツールの制約事項

どちらにもトレードオフがあります。注意すべきポイントは次のとおりです。

Gemini CLI の制約

  • 複雑な複数ファイルのタスクで、ツール呼び出しエラーやリトライループが発生しがちというコミュニティの声
  • 同一タスク比較で、Gemini CLI は 432K 入力トークン、Claude Code は 261K と、トークン単価が低くても効率では劣る例がある
  • Flash(無料枠)は、複雑な推論では Pro モデルに比べ明確に劣る
  • 無料枠のデータはモデル改善に利用される場合があり、厳格なプライバシー要件のチームには留意点となる
  • 出力が冗長・コメント過多になりやすく、Claude Code と比べ簡潔さに欠ける傾向

Claude Code の制約

  • 無料枠なし。最小 $20/月で上限があり、ヘビーユースだと数日で到達することも
  • 各ファイル書き込みやコマンド実行の前に承認が必要なのが最大の不満(2026 年 3 月追加の auto mode が Team で一部緩和)
  • 長いセッションでは初期の文脈を見失うことがある
  • Anthropic モデル専用で、他プロバイダーのモデルは使用不可
  • 2026 年初頭に Windows で配色表示の不具合や安定性の問題が報告

どちらが優れている? Gemini CLI vs. Claude Code

両方を使ってみた結論として、重視点によって答えは変わります。万能な選択肢はありません。

これから始める方や無料で試したい方、Google Cloud を多用する方には Gemini CLI が取り回しやすいです。プロトタイピングや軽作業に強く、無料枠で気軽に試せます。

既存の複数ファイルのコードベースで作業する場合や、プロジェクトのスタイルに合う出力が必要、複雑なリファクタを行う場合は、Claude Code の方が持ち堪えることが多いです。サブスク費用に見合うかは使用量次第です。

2026 年時点で、多くの開発者は単独利用ではなく併用しています。手早い探索や軽作業は Gemini CLI、精度重視の場面は Claude Code という使い分けです。

まとめ

Gemini CLI は無料枠・オープンソース・Google Cloud ワークフローとの相性が強みです。Claude Code は複雑なコードベースでの一貫した出力、強力な複数ファイル推論、構造化された権限モデルが長所です。

正解は作業内容と支払う意思のある費用によります。両方を使う場合は、軽作業は Gemini CLI、精緻さが必要な作業は Claude Code というパターンに落ち着くことが多いでしょう。

ほかのツールとの比較に関心がある場合は、Claude Code と Codex の比較もご覧ください。

あわせて以下のリソースもチェックしてください。

Gemini CLI と Claude Code に関する FAQ

Gemini CLI と ClaudeCode の主な違いは?

Gemini CLI はオープンソースで無料枠があり、単純作業では高速、Google Cloud ワークフローに適しています。Claude Code はプロプライエタリでサブスク必須ですが、複雑な複数ファイル作業や推論タスクでより安定して動作します。

コーディングタスクにはどちらが適していますか?

タスク次第です。Gemini CLI はスクリプトやプロトタイプ、探索的作業に速く、無料で始められます。Claude Code は複雑な複数ファイルのリファクタで一貫性が高く、とくに Opus 4.6 でより整った出力を生成します。トップレンジのベンチマークは拮抗しているため、一般論よりタスク適合が重要です。

両方を一緒に使えますか?

はい。多くの開発者が併用しています。一般的なパターンは、Gemini CLI でコードベースの探索と計画立案を行い、その計画を Claude Code に渡して実行する方法です。両ツールで同じ文脈を共有できるよう、Gemini CLI を CLAUDE.md を読むように設定する例もあります。

初心者にはどちらが良いですか?

始めやすさは Gemini CLI です。無料で、基本の Flash モデルでは API キー不要、通常の Google アカウントでサインイン可能です。Claude Code は有料サブスクと初期設定が必要です。ターミナル AI ツールに不慣れな方でも、Gemini CLI は導入のハードルが低いでしょう。

どちらが速いですか?

単発のやり取りでは Gemini CLI の方が応答が速いです。Flash モデルは速度重視で設計されています。Claude Code は事前計画のため初動は遅めですが、マルチステップのタスクではリトライが少ない分、トータルで早く終わることもあります。

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