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いま最強の無料AI画像から動画生成ツールは、制限を度外視して実力重視で選ぶならRunway、Kling AI、Luma Dream Machineです。
モーションプロンプトを書いたことがないならPikaが最も始めやすく、品質よりも商用リスクの低さを重視するならAdobe FireflyとCanvaが安全な選択肢です。
とはいえ、「ベスト」は無料プランで実際に何を保持できるかで決まります。毎月の更新がない少数のクレジットだけに制限するツールもあれば、有料化するまで全てに透かしを入れるツールもあります。
本ガイドでは、知っておくべき10ツールをすべて掲載し、各無料ティアで「どこまでできて、どこで止まるか」を、1クレジットも使う前に詳しく解説します。
無料AI画像から動画生成ツール早見表
10の無料AI画像→動画ツールをひと目で比較:
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ツール |
最適用途 |
無料プラン |
動画の長さ |
透かし |
対応プラットフォーム |
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Runway |
編集とクリエイティブなコントロール |
125クレジットの一度きり、更新なし |
合計約5〜10秒(Gen-4 Turbo) |
あり |
Web、iOS、Android |
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Kling AI |
人の動きのリアルさ |
ログインごとにクレジット付与、月次固定なし |
クリップあたり約5秒 |
あり |
Web、iOS、Android |
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Luma Dream Machine |
リアルなカメラワークと物理表現 |
毎日クレジット(量は非公開) |
短尺、個人利用のみ |
あり |
Web、iOS |
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Pika |
初心者と遊び心のあるエフェクト |
月80クレジット |
約5秒、最大480p |
あり |
Web、iOS |
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Hailuo AI |
キャラクターアニメーションとトーキングヘッド |
サインアップ時のトライアルのみ、月次リフレッシュなし |
最大約10秒 |
あり |
Web、iOS、Android |
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Adobe Firefly |
商用的に安全な生成 |
毎日の無料生成、毎日リセット |
5秒刻み |
なし |
Web、iOS、Android |
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PixVerse AI |
スピードとソーシャル向けコンテンツ |
サインアップ60+毎日30クレジット |
短尺、HD未満 |
あり |
Web、iOS、Android |
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Higgsfield AI |
多数のAIモデルを一括で利用 |
使用回数に制限、同時1ジョブ |
短尺 |
あり |
Web |
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Canva AI |
既にCanvaを使っているマーケター |
年間最大200回のStandard AI使用(全AI機能で共有) |
無音4秒(Magic Media) |
なし |
Web、iOS、Android |
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Vidu AI |
アニメ・スタイライズ動画、キャラクターの一貫性 |
毎月更新のクレジット、約10〜16クリップ |
最大約8秒、720p上限 |
あり |
Web、iOS、Android |
無料AI画像から動画生成ツール:各ツールの詳細
ここからは、各ツールの得意分野と、無料プランでの制限が作業の妨げになるポイントを解説します。

AI画像→動画ジェネレーター。画像:著者作成
1. Runway
Runwayは写真を短い動画に変換します。画像をアップロードし、動かしたい内容を短く記述すると、動画クリップが生成されます。
クリップができたら、そのまま同じプラットフォーム上で編集可能。他の多くのツールがダウンロードボタンだけなのに対し、Runwayにはエディターも備わっています。
プランは5種類:
- Free:サインアップ時に125クレジット、更新なし。合計動画長は5〜10秒、720p上限、全動画に透かし。最大3プロジェクト同時作業可。
- Standard($15/月):月625クレジット。全AI画像・動画モデル(Gen-4.5、Nano Banana Pro、Aleph、Veo 3.1など)に対応、4Kアップスケール、透かしなし。
- Pro($35/月):月2,250クレジット。リップシンクや音声合成用のカスタムボイス作成、500GBストレージ。
- Max($95/月):月9,500クレジット(有料ティア最大)。このプランのみ未使用クレジットの繰越が可能で、新モデルの先行アクセスも提供。
- Enterprise(価格非公開):Runwayの営業チームに直接連絡が必要。
2. Kling AI
写真に歩く・振り向く・笑う・話すといった動作をさせたいなら、Klingはこの種のモーションを多くの競合より上手に処理します。
画像をアップロードして希望の動きを記述すると、Klingが顔や体の自然さを保ちながらアニメーション化します。
これまでに6,000万人超がKlingを利用し、6億本以上の動画を作成しています。
そのスケールが実際にいくらかかるのか、プラン別に見ると:
- Basic(無料): 月次の固定クレジットはありません。代わりにログインでクレジットが付与。動画には透かし、Element Creationは30で上限。
- Standard($10/月): 月660クレジット。1080p・4K生成、画像アップスケール、透かし除去、動画延長、無制限キュー、商用利用権。
- Pro($37/月): 月3,000クレジット。新機能の優先アクセス付き。
- Premier($92/月):月8,000クレジット。機能はProと同等。
- Ultra($180/月):月26,000クレジット(Kling最大)。β機能の早期アクセスあり。
注意:Basic以外の有料プランは初月割引価格と通常価格(取り消し線付き)が並記されています。更新時の実際の支払い額を必ず確認してください。
3. Luma AI Dream Machine
Lumaは「動きのリアルさ」で評価を築きました。水は水らしく動き、髪は重力に反応し、カメラや被写体が動けば光も自然に変化します。
派手なエフェクトよりもリアリズム重視なら、Dream Machineが適しています。
現在Lumaは別製品・別価格ページの2本立てです。
- Dream Machine は従来の単体ツールで、無料プランがあるのはこちら。
- Luma Agents は新しく、他社モデルも束ねて提供し、無料ティアはありません。
Dream Machineのプラン:
- Free:毎日クレジット、720p上限、全動画に透かし。個人利用のみ(商用不可)。
- Lite($9.99/月):3,200クレジット。透かし付き・非商用のまま。
- Plus($29.99/月):10,000クレジット。ここから透かしが外れ、商用利用が可能。4KアップレズとHDR対応。
- Unlimited($94.99/月):高速クレジット10,000に加え、Relaxed Modeが無制限。高速クレジット切れ後も低速で生成を継続可能。
こちらはLuma Agentsのプラン:
- Plus($30/月):10,000クレジット。Luma独自モデルに加え、VeoやKlingなどのサードパーティモデルにもアクセス。初日から商用利用可。
- Pro($90/月):40,000クレジット(Plusの約4倍)。
- Ultra($300/月):150,000クレジット(Plusの約15倍)。
Luma Agentsには無料オプションがありません。実際に作れる本数は選ぶモデル次第です。Luma独自のRay3.14は720pで1秒あたり20クレジット、Veo 3.1のようなプレミアム外部モデルは同解像度で1秒あたり140クレジット(7倍)かかります。
4. Pika
Pikaは本リストの多くと異なるアプローチで、リアリズムを追うよりもスタイルと遊び心に振り切っています。アニメやイラスト寄りの短尺で力を発揮し、つぶれる・溶ける・ふくらむ・変形するといった誇張表現を破綻なく扱えます(よりリアル志向のツールだと破綻しがちな動き)。
テキストプロンプトから動画を作ることも、写真をアップロードして元の見た目や構図を保ちながらアニメーション化することも可能です。
動画内の被写体やオブジェクトを別のものに差し替えたり、複数のプロンプトや画像を1つのクリップにまとめるPikascenesというシーンビルダーもあります。
プランは4つ(価格):
- Basic(無料):月80クレジット。動画は480pまで。Pikaffectsは画像→動画のみ使用可(動画→動画は不可)。
- Standard($8/月・年払い):月700クレジット、フル解像度、Pikaffects全機能、2枚の画像をブレンドするPikaframes。
- Pro($28/月・年払い):Pikaの「最もお得」なティア。月2,300クレジット、透かしなしで高速生成。
- Fancy($76/月・年払い):月6,000クレジット(最大)、最速の生成速度。
5. Hailuo AI
中国のMiniMaxが開発したHailuo AIは、キャラクターアニメーションで評価を得ています。笑う・話すなど感情表現が必要な人間の被写体を扱うなら、Hailuoはこの種の動きを競合より自然にこなします。
特に会話時の表情が自然で、口の動きが音声と合い、表情が破綻しにくいのが特徴です。
トーキングヘッド系のコンテンツに強い選択肢です。
無料1プランと有料5プランがあります:
- Free:サインアップ時のトライアルクレジットのみ(月次なし)。使い切ると購読まで利用不可。Hailuo自社モデルのみ利用可、全動画に透かし、最大4本までキュー可能(同時実行は1本)。
- Standard($14.99/月):月1,000クレジット、透かしなし。Veo 3.1やSora 2など外部モデルへの初回アクセスが可能に。
- Pro($54.99/月):月4,500クレジット。Nano Banana ProやGPT Imageなどの画像生成ツールが無制限で付属。
- Master($119.99/月):月10,500クレジット。機能はPro相当。
- Max($184/月):月27,000クレジット(Hailuo最大)。クレジット残高に関わらず自社モデルの生成は無制限。
無料を含む全プランに、動画アップスケール、リップシンク、音声生成ツールが追加料金なしで含まれます。ティア間の本質的な違いは、クレジット量と利用可能な外部モデルです。
6. Adobe Firefly
Adobe Fireflyも他と同様に画像を短い動画へ変換しますが、学習データはライセンス済みのAdobe Stock写真とパブリックドメイン素材のみです。
クライアントやブランド向け動画を作るなら、後々の著作権クレームのリスクが最も低いツールです。
月次の無料プランはありませんが、画像・動画・音声の各機能で毎日無料生成ができ、毎日リセットされます。つまり、まとめて大量には使えませんが、無期限で無料利用が可能です。
その先は4つの有料プラン:
- Standard($9.99/月):2,000クレジット。5秒動画を最大20本生成、音声・動画の翻訳は最大6分、Generative Fillなど標準の画像ツールは無制限。
- Pro($19.99/月):4,000クレジット。5秒動画最大40本、翻訳13分、Web/モバイル版PhotoshopとAdobe Express Premiumにフルアクセス。
- Pro Plus($49.99/月):10,000クレジット、5秒動画最大100本、翻訳33分。アプリのアクセス範囲はProと同じ。
- Premium($199.99/月):50,000クレジット、Fireflyの動画モデルへ無制限アクセス、翻訳166分。
7. PixVerse AI
PixVerseは画像から動画への変換が高速です。低解像度の簡単なクリップなら30秒で完了。長尺や高解像度、サーバーの混雑時でも数分程度で、多くのツールより速い部類です。
TikTokやReels向けの短尺をまとめて作るなら、1本の完成度を突き詰めるツールより、PixVerseの方がテンポよく回せます。
無料1プラン+有料5ティア:
- Basic(無料):開始時60クレジット+毎日30クレジット。透かしあり、解像度はHD未満、同時2ジョブ。
- Standard($10/月):30日ごとに1,200クレジット、透かし・広告なし。720pまで、同時3ジョブ。
- Pro($30/月):30日ごとに6,000クレジット、4Kまで、同時5ジョブ。
- Premium($60/月):30日ごとに15,000クレジット、4KはPro同等、同時8ジョブ。
- Team Ultra($199/月、2席以上):席ごとに25,000クレジット、同時12ジョブ、共有クレジットや一元課金などのチーム機能。
- Enterprise($100〜):API直結、カスタム設定、利用監視など企業向け。上記プランとは別料金。
BasicとStandard以外の全プランは、複数モデルを使った画像生成が365日間無制限で付属(動画クレジットとは別枠)。
8. Higgsfield AI
Higgsfieldは画像から動画を作る際、単一モデルではなく、Kling、Nano Banana Pro、Seedanceなど15以上のモデルに1つのダッシュボードからアクセスできます。各ツールに個別登録せずに試せます。
注目機能は以下です。
- Lipsync Studio:口の動きを音声に同期
- Face Swap:顔の差し替え
- Soul ID:異なるクリップ間でキャラクターの顔を一貫
- Cinema Studio:ショット説明の代わりにカメラアングルやレンズ名を直接選択
注意:Higgsfieldの課金通貨はユーロです。支払額は決済時の為替に依存。無料1プランと有料3プランがあります:
プランは無料1・有料3:
- Free: プラットフォームの試用に限られ、同時実行は1ジョブのみ。
- Basic(€9/月・年払い): 月120クレジット固定、同時2ジョブ。最新動画モデルSeedance 2.5は非対応。
- Pro(€29/月・年払い): 月600クレジット、動画3+画像4ジョブ同時、年間パッケージ購入時はSeedance 2.5の7日間無料トライアル付き(公開時)。
- Max(€79/月): 月1,800クレジット、動画・画像とも同時8ジョブ。クレジット単価は最安で、Basic比およそ40%のコスト。
クレジット消費はモデルや解像度で変わります。標準品質の5秒動画は22クレジットですが、1080pの同一動画は45クレジットと、ほぼ倍になります。
つまり、月に作れる本数は設定次第で大きく変動します。
9. Canva AI
Canvaは、何百万人もが既に使っているデザインツール内のMagic Media機能で画像を動画に変換します。既にCanvaアカウントがあれば、追加費用なしで短いAI動画を作れます。
使い方は、Canvaのプロジェクトを開き、アプリパネルからMagic Media→Videoタブを選択。プロンプトを入力するか画像をアップロードすると、60〜90秒でクリップを生成します。クリップは常に4秒・無音で出力され、指示内容に関係なく一定です。
その後、トリミング、テキスト追加、ブランドカラー適用、テンプレートへの配置ができます。フィルミック、3D、アニメなどのスタイルプリセットも用意されています。
プランは無料と有料があります:
- Free:年間最大200回のStandard AI使用、または20回のPremium AI使用分のアローワンス。動画に限らずCanvaの全AI機能で共通。高品質のVeoオプションはこのプランでは利用不可。
- Pro($180/年・1名):無料プランの10倍のAIアローワンス。
- Business($250/年・1名):無料プランの20倍のAIアローワンス。ブランドキット共有や管理機能などのチーム機能付き。
- Enterprise:価格非公開。Canvaの営業チームに連絡が必要。
CanvaにはAI Passというアドオンもあります。AIアローワンスが不足した際、プラン全体をアップグレードせずに追加購入できます。
10. Vidu AI
Viduは特に2点で優秀です。アニメや2Dスタイルの仕上がりが他より良く、最大7枚のリファレンス画像をアップロードして、シーン内で同一キャラクターやスタイルの一貫性を保てます。
主力モデルのVidu Q3は、動画と同時にセリフや効果音、音楽も生成するため、後から吹き替えるのではなく、口の動きが本物の生成音声に同期します。
クリップは最大16秒(本リストでは長め)。生成時に正確な字幕やタイトルをクリップへ直接配置でき、後編集の手間を減らせます。
無料1プラン+有料3プラン:
- Free:毎月更新のクレジットで、設定により約10〜16本。出力は720p上限、透かしあり、個人利用のみ。
- Standard($8/月): 月800クレジット(最大200本まで)、1080p生成、最大4本のバッチ生成、商用利用権。
- Premium($28/月): 月4,000クレジット(最大1,000本)、専用の高速生成チャンネル、月間リファレンス画像の上限引き上げ。
- Ultimate($79/月): Viduの「最もお得」なティア。月8,000クレジットに加え、混雑の少ない時間帯に1日最大200本を追加提出できるOff-Peak Mode付き。
Free以外の全プランで、生成物の商用利用が可能です。
ユースケース別・無料AI画像から動画ツールの最適解
用途に応じて最適なツールを見ていきましょう。

用途別の最適AI動画ジェネレーター。画像:著者作成
初心者に最適
Pikaが最も始めやすいツールです。プロンプトを書く代わりに、リストからモーションを選ぶだけ。
例えば、コーヒーカップの静止画に立ち上る湯気を付けたいなら、その効果を選ぶだけでPikaが処理します。
リアルな動きに最適
被写体が人の顔ならKling AIが最有力。動いても表情や顔立ちが歪みにくく、一貫性を保ちます。
正面の顔写真を、うなずいてカメラに話しかける動画にしたいなら、Klingなら途中で顔が崩れにくいでしょう。
顔よりも「シーン」が重要ならLuma Dream Machineへ。布・髪・水の動きなど物理表現を正しく出せるからです。—例えば旗が風にはためくカットをアニメートするなら、Lumaなら硬くならず説得力のある動きになります。
SNS動画に最適
PixVerseはここで挙げた中で最速です。
開店前に毎朝Instagramへ商品クリップを投稿したい小規模事業者でも、PixVerseなら準備時間を圧迫しません。
アニメ・スタイライズ動画に最適
Vidu AIはアニメや2Dスタイルに最適で、リファレンス画像を使って複数クリップにわたりキャラクターを一貫させられます。
同一キャラが2ショット間の会話で登場する短いアニメシーンを作るなら、Viduが最適です。
マーケティング用途に最適
著作権リスクが不安ならAdobe Fireflyが最も安全です。学習データがAdobe Stockのライセンス済み素材に限られるためです。
たとえば、知財リスクを懸念する有償クライアントの広告制作なら、Fireflyを使ってください。
一方、トーキングヘッドにはHiggsfield AIが好適。生成した口の動きを実音声に同期できます。
ナレーターが視聴者に直接語りかける研修動画なら、Higgsfieldは口元と音声の同期を保てます。
クリエイティブな映像制作に最適
Runwayはここで唯一、フル機能のエディターを内蔵。短編用のショットを生成してフレーミングを微調整したい場合も、別アプリへ書き出さずにその場で修正できます。
無料のモバイル利用で最適
PixVerseはスマホでのスピード重視設計です。
旅行中に撮った写真を、ホテルに戻る前に共有可能なクリップへ素早く変換するならPixVerseを。評価の高いViduも僅差で続きます。
AI画像→動画ジェネレーターで重視すべき機能
購入前に、次の機能があるか確認してください。

AI画像→動画ツールの機能。画像:著者作成
カメラモーション
カメラモーションは、クリップ内でカメラ自体が動くことです。
多くのツールは被写体だけが動き、フレームは固定のまま。AIクリップが「平板」に見えがちな要因です。プッシュインやパンを追加できるツールを選べば、「動く写真」ではなく本物のショットに近づきます。
モーションブラシ
モーションブラシは、動かしたい箇所だけを塗って指定し、他は動かさないための機能です。
全体アニメーションだと、頼んでいないロゴや背景の駐車車両まで動くことがあります。髪や袖だけ塗れば、他は静止のままにできます。
プロンプトベースのアニメーション
プロンプトで動きを言語化して指定する機能です。結果は指示の精度次第。「動かして」ではランダム、「ゆっくりと顔を横に向けて微笑む」なら、意図に近づきます。
キャラクターの一貫性
複数クリップでも、人物やキャラクターの顔・髪型・衣装を同一に保つ機能です。ないと細部がズレ、同一人物のはずが並べると別人のように見えることがあります。
動画アップスケール
生成後にクリップを鮮明化する機能で、作り直し不要。無料プランは720p上限が多く、スマホでは十分でも大画面では甘いので、気に入ったクリップの高精細版を得られます。
アスペクト比
16:9や9:16など動画の縦横比です。生成前に設定しておくと被写体が正しくフレーム内に収まります。後から設定するとトリミングが必要になり、被写体を切ってしまうことがあります。
編集・リファイン機能
同一プラットフォーム内でトリミングや微調整・修正ができる機能です。AI動画は一発で理想通りに出ないことが多いため、編集機能が内蔵されていると効率的。都度他ソフトに書き出すと時間もクレジットも無駄になります。
無料版と有料版の違い
「有料は買う価値があるのか」と迷う方のために、無料と有料の主な違いを表にまとめました。
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無料 |
有料 |
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クレジット |
少量。単発、または少額の毎日/毎月追加が多い |
毎月のプールが大幅増。繰越可のプランも |
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動画尺 |
通常は1クリップ5〜10秒 |
クリップごとの上限は同等でも、総本数を多く作れる |
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出力品質 |
480pまたは720p上限が多い |
通常は1080pまたは4K |
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透かし |
本稿の10ツール中8つで付与 |
有料では除去(多くは初期ティアから) |
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レンダリング速度 |
低速。キューで優先度が低い |
高速。優先処理あり |
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商用利用 |
本稿で確認した無料プランはいずれも不可 |
可(多くは初期ティアから) |
個人の試行錯誤を超えてクリップを使う必要が出た時点で、有料プランの価値が生まれます。
最適なAI画像から動画生成ツールの選び方
最適なツールは、目的と相手によって変わります。Instagramへ気軽に投稿するクリエイターと、シーンの絵コンテを作る映像制作者では要件が異なります。
用途に合わせた選び方の目安:
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あなたは誰? |
最重視 |
見るべきポイント |
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カジュアルクリエイター |
✅ 使いやすさ ✅ 低コスト |
✅ 無料ティアの手厚さ ✅ シンプルなプロンプト ✅ 学習コストの低さ |
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コンテンツ制作者 |
✅ 速度 ✅ 量 ✅ 一貫性 |
✅ 月間クレジットの多さ ✅ 高速レンダリング ✅ 透かしなし |
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マーケター |
✅ 商用権利 ✅ ブランド一貫性 |
✅ 明確な商用ライセンス ✅ バッチ生成 ✅ ブランド/スタイル制御 |
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デザイナー |
✅ 細やかな制御 ✅ 出力品質 |
✅ 縦横比・解像度の制御 ✅ アップスケール ✅ 編集ツール |
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映像制作者 |
✅ 尺 ✅ 動きの質 ✅ 解像度 |
✅ より長いクリップ長 ✅ リアルなモーション ✅ 4K出力 |
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企業 |
✅ 信頼性 ✅ スケール ✅ サポート |
✅ 複数席 ✅ APIアクセス ✅ 優先レンダリング ✅ 専任サポート |
無料AI画像→動画ツールの一般的な制限
無料プランは出発点として有用ですが、ワークフロー化の前に知っておくべきトレードオフがあります。
- クレジット制限: 多くは少量の単発または月次アローワンスで、ツールの試用分にとどまります。
- 透かし: ほぼすべての無料プランでロゴが入るため、洗練された用途やプロ用途では使いづらい。
- 短い尺: 無料のクリップは通常5〜10秒上限。
- レンダリングが遅い: 無料ユーザーは処理キューの優先度が低く、有料だと数秒の処理が数分かかることも。
- キュー制限: レンダリング速度に加え、同時に投入できる生成数を制限するプラットフォームもあります。
- 出力解像度の低さ: 無料は480pまたは720p上限が多く、スマホでは十分でも大画面では甘い見え方に。
- 商用ライセンスの制限: 無料プランで商用可はほぼなく、クライアント案件・広告・販売物には法的に使えません。
だからといって無料が無意味というわけではありません。ツールの試用や、プロンプトへの反応を学ぶには有用です。問題になるのは、洗練された成果物や外部向け制作を目指す段階からです。
画像→動画とテキスト→動画の違い
画像→動画は、既存の写真・イラスト・AI生成画像など「あるビジュアル」を土台に、動きを与えて命を吹き込みます。テキスト→動画は、書かれたプロンプトから出発し、ビジュアルと動きの両方をゼロから作ります。
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画像→動画 |
テキスト→動画 |
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出発点 |
既存の画像 |
テキストプロンプト |
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生成内容 |
動きのみ(ビジュアルは既定) |
ビジュアルと動きの両方 |
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得意分野 |
写真・アート・AI画像など既存の絵を動かす |
出発ビジュアルがない独自コンセプト |
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創作の自由度 |
元画像の範囲に限定 |
高い(何を出すかツールが自由に決められる) |
すでに愛着のある画像(例:商品写真)があるなら、画像→動画が最適です。ビジュアルをそのまま保ち、動きだけを付与できます。
アイデア先行で画像がないなら、テキスト→動画の方が、シーン全体を自由に作り込めます。何も固定されていない分、余白が広いからです。
まとめ
以上、10ツールの強みと無料プランの限界を把握できました。次はデモではなく、実際のプロジェクトで試してみてください。
同じプロンプトを書き直して5回目でようやくマシな結果になるなら、それはツールの問題ではありません。次はプロンプトエンジニアリングを学びましょう。
複雑なテーマをわかりやすくすることが好きなコンテンツストラテジストです。Splunk、Hackernoon、Tiiny Host などの企業で、読者にとって魅力的で有益なコンテンツの制作を支援してきました。
FAQs
動画生成前に背景を削除したほうがいいですか?
被写体を切り出したい、もしくは後で背景を差し替えたい場合のみ推奨です。製品アニメやキャラクタークリップでは、透明・無地の背景が有効なことがあります。
一方で、リアルなシーンを目指すなら元の背景を残してください。ライティングや奥行き、動きの文脈がモデルに伝わります。
元画像はどのくらいの大きさが必要ですか?
可能な限り高品質な画像を使ってください。短辺が少なくとも1024ピクセル以上が望ましいです。
なぜ動画の途中で被写体の顔が変わるのですか?
モデルは元のピクセルをそのまま動かすのではなく、新しいフレームを生成します。
そのため、特に顔の向きが変わるときや速い動きの際に、顔の細部がフレーム間でズレることがあります。
正面向きの高解像度ポートレートと、低モーションのプロンプトを使うと変化を抑えられます。
最終的に選ぶ前に、何バージョン生成すべきですか?
通常は3〜5バージョン生成すれば、動き・顔の一貫性・カメラ挙動を比較するのに十分です。
モーション強度とは何ですか?
モーション強度は、モデルが導入する動きの大きさを制御します。
低設定なら、まばたき・呼吸・ゆっくりしたカメラプッシュのような繊細な効果に。高設定では、歩行や振り向き、環境の大きな動きが生まれます。
